【完】あたしのとなりの不良くん



あたしは真っ赤な玉を手にし、それを籠に目掛けて投げる。

それは籠には入らず、地面に落ちた。


ほら、無理じゃんか。


若干キレ気味に隣の海里をみる。

だか、海里は何だか命中率がいいみたいだ。

海里が投げた玉は、まるで籠に引き寄せられるかのように、吸い込まれていく。



「……」



あたしって意外と運動音痴なのかもしれない。