【完】あたしのとなりの不良くん




「千尋ー」



その声に振り向くと、レジャーイスを持って此方にやってきている海里。

いつの間にか隣にいた女の子は、そそくさと違う場所にいて、座っていた。

その空いた場所に海里のレジャーイスが置かれる。


あたしの隣に座れたからか、ヘラヘラと屈託ない笑みを浮かべるヤツ。



コイツはー…。



「はぁ……」


こりゃ、溜息もつきたくなる…。


盛大な溜息が口から溢れ出た。