男はそこを押さえながらゴロゴロと転がっている。 …ざまあみろ。 あたしは細く微笑んだ。 「…ち、ひろ」 「海里?」 海里の声が聞こえ、あたしは振り向く。 そこにいたのは、やっぱり海里で。 顔を歪めている。 「どうしたの?」 「そ、それは…」 そう言って指さしたのは、ゴロゴロと転がっている男。