いやいや、そんな絵書いてるのに微笑まれても……。 顔と行動が矛盾していると思った。 しばらくすると、チャイムが鳴った。 授業終了のチャイムだ。 ハゲ散らかってるおじさんは、教室を出て行った。 「千尋見ろ、これ!」 そう言って、バンとあたしの目の前に突き出してきたノート。 ノートのど真ん中に書いてあるのは、やはり地味にリアルなハゲ散らかってるおじさん。 これをあたしに見せて、なんと言えと……。