ベッドに寝っ転がっている海里は、薄い布団をお腹の上だけにかけている。 もう夏だし、暑いもんね。 あたしがベッドに近付くと、壁側に寄ってくれる。 それは、あたしも入れるように、だろう。 「ありがと」 お礼を言うと、海里は嬉しそうに笑って。 あたしは、ベッドに寝転がる。 あたしと海里は向かい合わせになる。 「千尋は…」 いきなり話し始めた海里の瞳は、何だか不安そうで…。