無意識のうちに視線を泳がせていると、目に入ったものは、時計。 もうあれから、1時間経っている。 つまりもう11時に近い。 明日は土曜日だけど、今日はもう疲れた…。 早く寝たい…。 「海里、電気消していい?」 「おう!いいぞ!」 コクコク、と首を上下に動かしている。 あたしはドアの近くまでいき、電気を消す。 さっきまで明るかった部屋は、一気に暗くなって、外から差し込んでくる月の明かりしかない。