「今日一日よろしくなっ、千尋!」 そのキラキラの笑顔を見たら、「うん」と頷くことしか出来なくて…。 何故か海里はあたしの部屋で寝ることになった…。 「あっ、そうだ!」 パン、と手を打ったお母さん。 今度はなに…。 あたしの体力は激減していた。 「空の部屋から寝巻き借りて来て」 「はいはい」 何故かあたしの足取りは、軽いものとなっていた。