【完】あたしのとなりの不良くん




HRが終わり、あたしはすぐさま席を立った。



「みっ、」


「美香ぁ」



…あたしの声は虚しく、何者かの声によってまた遮られた。



…え。



あたしの目線の先で起こっていることが、理解出来なかった…。



「あいつうざいよねー」



そう言ってあたしを差してきたのは、女子の中で一番トップの人。

いわゆる地位が上の人だ。



「ね、美香」


「…う、うん」



何…あれ…。


あたしはハンマーで殴られたかのように、頭が痛くなった。