「あーもう、あたしの千尋にやったの誰っ?!」 涙は完全に止まったみたいで、ギャーギャーと騒いでる。 よかった…。 …元気になって。 「あたしがついてるから安心して!」 こちらを向いてきた美香に、あたしは大きく頷く。 「…帰ろっか」 気付いたら、もう太陽は沈み始めていた。