【完】あたしのとなりの不良くん



…そのときだった。



「友達にならない?」



これは、幻聴…?


あたしは涙を拭くことも忘れ、そのまま顔をあげた。


そこにはポニーテールの可愛い女の子がいて。



「高橋 美香。よろしくね」



握手を求めてきたから、あたしはその手に躊躇しながらも、握り返す。



「…よろしく」



…これがあたしたちの始まりだった。