小学六年生になって、あたしはまた一人なんだな、と思った。 ずっと一人だったあたしに近づいてくる人なんて、いなかった…。 …自分自身も、人と接する仕方を忘れはじめていた。 「ねぇ…あの子いつも一人だよね…?」 「友達いねぇんじゃね?」 …こんなの、言われ馴れてる……。 別に悲しくなんか…ない…。 …ずっと、ずっと自分自身に言い聞かせ続けた。