「もー。数学意味分かんなかったー…」 「美香は馬鹿だもんね?」 このときはまだ、愛嬌があったと思う。 これは、あたしの小学6年生からの友達、美香(ミカ)。 「そうやって、人を馬鹿にしてー!」 「あーはいはい」 美香は馬鹿なんだから、しょうがないじゃん。 あたしはミートボールを箸でつまんで、頬張った。