あたしは綿をピンセットでつまみ、それに消毒液をつけた。 それを海里の膝に近づける。 「っ、ちょっと待て!!」 焦ったように聞こえた海里の声。 「何」 「えーと…その…」 何故か言うことを躊躇してる。 はっきり言ってよ。 「何?どうしたの」 「あー!もう!それって染みるか?!」 りんごみたいに真っ赤かだ。