綺麗に洗って、キュッと水を止めた。 「偉い、偉い」 そう言って、海里の頭を数回撫でた。 海里はと言うと、「…子供扱いするな」とぼそぼそと言っていた。 「はい、そこ座って」 あたしはさっきの椅子を指差す。 大人しくそれに従う海里。 「膝出して」 「おう」 下がってきてる体育着のズボンの裾を上げるのをあたしはジッと見る。 さっき水で洗ったばかりなのに、もう血が滲み出てきている膝。