海里を一瞥したあたしは、薬品棚を開き、消毒液、綿、ピンセット、ガーゼを取り出した。 それを海里が座ってる近くの机に置いた。 早速手当てをしようと思っていたけど、一つ忘れていたことがあった。 「海里。傷口洗って来て」 「やだ」 「何で」 「染みる」 こ、こいつは…! 「ほら!早く」 そう言って、海里の腕をひいた。