ここはとりあえず落ち着け

「……あなた、どこ中?」

「造花中です……」

「あれ?なんだ。私と同じか。」

少女は敬語に疲れたのか急にタメ口を吐く。

「クラスは?」

「1−4です。」

「敬語はもう使わなくていいよ。苛つくからね」

「はい。」

そんなこんなな話を二人はしていた。