人里離れた丘の上にある 一つの研究所。 「できた!ついにやったぞ!!」 目の前には 見た目は人間にそっくりだが 表情も感情ももたない 少年のロボット。 「よく私の前に現れてくれたよ! 自分の名前は分かるね?」 「…はい。」 無表情で答える少年。 この少年の誕生が 1人の少女の人生を 変えることになろうとは だれも予想していなかっただろう………