「…って感じだけどいいかな?」


「はいっ!分かりました!今日から頑張りますっ!」



おっしゃぁっ!

頑張るぞっ!

先輩の腰の痛みをとってやるぞっ!



「高橋…。ほんとありがとな。」


そう言って亜樹先輩は私の頭を撫でる


「頑張ります…。」


「じゃあな。授業遅れるなよ。」


「はいっ!」




屋上を後にする亜樹先輩













頭を触られただけなのに


その感触は心臓まで届いて



鼓動を速くする




それが

熱をもって


収まることを知らないとなると


愛しくて

会いたくて



どうしようもなくなるんです…