BLACK Ⅱ



梓『ま、そんな外面だけの人間じゃムリだと思うけど。』

あたしは人の特徴を探るのが得意。

今まで外した事はない。

來「え?!でも強そうだよ?」

梓『・・・じゃああたしになんで殴られる必要があるんだ。

  強かったら・・・交わせたんじゃないのか。』

來「あ・・・・」

郁兎「・・・・・・・。

   お手上げだ。」

梓『・・・」

郁兎「そう、父さんより強くなりたい。

   でも強くならないから外だけでも・・・って事だよ。」

來「おー!!あってたんだ!」

梓『あたしの観察力なめんな』

郁兎「じゃあー当てられちゃったし・・・倉庫行く?」

來「そ・・・倉庫?」

梓『行かない』