「だって、土方さん鬼みたいな顔してるじゃないですか。
けど、女の人の前になると良い顔して魅了する…最低な鬼ですね」
「んだと総司ぃ!
俺は別にこの顔になりたくてなったんじゃねぇし、女共は勝手に…」
「あ、ノロケと自慢話は結構です」
「誰もんな話ししてねぇ!!」
…。
見事に始まってしまった。
「あの…もう帰っていいですか」
「申し訳ない。
もう少し待っていただけますか?」
「えっと…山南、さんでしたっけ?」
「はい」
「今浪士組は何人いるんですか?」
「二十人くらいです。
初めはもっといたのですが…ほとんどが江戸に帰りました。
なのでものすごく人材不足でいて…。
君が参加したいと申し出てくれたのはとても感謝しています」
え?
なに、俺絶対参加になってるんだけど。
