「いや、俺はお前の言葉を真似しただけだが…」 「はぁ? 俺、“三級”なんて言ってねぇよ(笑) “thank you”だ」 「すぇ…?」 「“すぇ”って…。 ありがとうって意味だ」 「あ、ああ…」 斎藤は納得したのか頷いた。 いや、納得してねぇっつうか、まだ理解していないだけか。 「…ねぇ、君本当に何者?」 斎藤より空気になりかけていた沖田が妙なものを見るような目で俺を見ていた。