「ん~? なに?私が美しすぎて見とれてるの? あらやだ!敵ながら見る目はあるみたいねぇ~!」 「「「…」」」 目の前にいるのは男だ。 腰にしっかり刀が二本刺さってる。 紛れもない武士。 けど、ポニーテールをしている頭に花が枝ごと刺さっている。 おまけに口紅と、目の周りに何か塗ってて…。 悪夢だ…。 しかも、そいつは俺たちが見とれている勘違いし、照れくさそうに頬に両手を当て腰を左右振っている。 ガチキモ…。