「そうか。では、こもう力を送っていた媒体はなくなったという事だな。これからが本番ってことだ」
アヤカシの身体から、燃え上がるように気が沸き上がる。
近くにいるだけで分かる、桁外れの力。
「彩、下がるか?」
諒が言った。
彩は、ニヤリと笑う。
「まさか。ここで逃げても、みんなが巻き込まれる。それくらいのことやりそうだもん、あいつ」
「言うと思った」
そう言うと、諒は実体化を解いた。
彩は驚く。
目の前のアヤカシと同じく、諒の身体もだんだん輪郭がボヤけていく。
だがその分、パワーが桁違いに上がっていくのが分かる。
これが、本当の諒の姿。
彩も、初めて見た。
アヤカシの身体から、燃え上がるように気が沸き上がる。
近くにいるだけで分かる、桁外れの力。
「彩、下がるか?」
諒が言った。
彩は、ニヤリと笑う。
「まさか。ここで逃げても、みんなが巻き込まれる。それくらいのことやりそうだもん、あいつ」
「言うと思った」
そう言うと、諒は実体化を解いた。
彩は驚く。
目の前のアヤカシと同じく、諒の身体もだんだん輪郭がボヤけていく。
だがその分、パワーが桁違いに上がっていくのが分かる。
これが、本当の諒の姿。
彩も、初めて見た。

