「あぁ、でも、普通の人間じゃない。俺も、能力者だからね」
「能力者を集めてどうすんだよ? まさか世界征服とかアホみたいなこと言うんじゃないだろうね?」
その質問に、和也は笑う。
「それもありだね。だけどあいにく、興味はない」
「じゃあ何でこんなこと・・・!!」
「どうかな。彩が僕の言うことを何でも聞いてくれるって約束してくれたら、教えてあげる」
「聞くか!!」
永野和也。
これだけアヤカシと似た能力を持ち、それを自覚している人間は初めて見た。
「友香は・・・どうしたんだよ」
立っていることすら出来なくなり、彩はその場に膝をつく。
あの明るかった友香か自らこんなヤツの味方になるなんて、考えられない。
・・・嫌な予感がする。
「あぁ、あの可愛い女の子・・・あの子はね、彩より僕のことを信用してくれてる。僕の言うことなら、何でも聞いてくれるって」
「どういうことだよ」
それには、和也は答えなかった。
「能力者を集めてどうすんだよ? まさか世界征服とかアホみたいなこと言うんじゃないだろうね?」
その質問に、和也は笑う。
「それもありだね。だけどあいにく、興味はない」
「じゃあ何でこんなこと・・・!!」
「どうかな。彩が僕の言うことを何でも聞いてくれるって約束してくれたら、教えてあげる」
「聞くか!!」
永野和也。
これだけアヤカシと似た能力を持ち、それを自覚している人間は初めて見た。
「友香は・・・どうしたんだよ」
立っていることすら出来なくなり、彩はその場に膝をつく。
あの明るかった友香か自らこんなヤツの味方になるなんて、考えられない。
・・・嫌な予感がする。
「あぁ、あの可愛い女の子・・・あの子はね、彩より僕のことを信用してくれてる。僕の言うことなら、何でも聞いてくれるって」
「どういうことだよ」
それには、和也は答えなかった。

