「悠くんは行かなくていいの?」
「俺は案外、ああいう絶叫系は・・・」
「え~苦手なんだぁ」
意外な悠の一面に、くすくす笑う美樹。
「速いのじゃなくて、高い所が苦手なんだよね」
苦笑する悠。
この旅行で早くも、またみんなの知らない事が分かる。
それだけでも、美樹は満足だ。
「じゃあ、何乗りたい?」
実は、美樹も絶叫系は大の苦手だ。
メリーゴーランドとか、悠が言ってくれれば。
「ん~・・・メリーゴーランドとか?」
心の中で美樹は、ガッツポーズを作る。
遊園地では殆ど、彩と諒、美樹と悠の2手に別れて遊んでいたが、最後に彩がみんなで観覧車に乗ろうと言い出した時の悠の狼狽えようは特に面白かった。
結局、彩と諒に両腕を押さえ込まれて無理やり乗せられていたが。
「あ、あれが今日お世話になるペンションね」
観覧車が一番上に差し掛かった時、赤い屋根の可愛らしい建物が見えた。
「俺は案外、ああいう絶叫系は・・・」
「え~苦手なんだぁ」
意外な悠の一面に、くすくす笑う美樹。
「速いのじゃなくて、高い所が苦手なんだよね」
苦笑する悠。
この旅行で早くも、またみんなの知らない事が分かる。
それだけでも、美樹は満足だ。
「じゃあ、何乗りたい?」
実は、美樹も絶叫系は大の苦手だ。
メリーゴーランドとか、悠が言ってくれれば。
「ん~・・・メリーゴーランドとか?」
心の中で美樹は、ガッツポーズを作る。
遊園地では殆ど、彩と諒、美樹と悠の2手に別れて遊んでいたが、最後に彩がみんなで観覧車に乗ろうと言い出した時の悠の狼狽えようは特に面白かった。
結局、彩と諒に両腕を押さえ込まれて無理やり乗せられていたが。
「あ、あれが今日お世話になるペンションね」
観覧車が一番上に差し掛かった時、赤い屋根の可愛らしい建物が見えた。

