部屋の前で待ってる間にも、ステルラの容態が心配され、つのっていく。 その時間が、精神的につらい。 「でもねえ、ウィンクだけここをまだ通ってないから、 ウィンクがステルラを連れてくるんじゃない?」 …あ、そっか。 なら時間かかっちゃっても仕方ないよね。 なぜか私はマレさんの言葉におおいに納得。 「じゃあ部屋の中で待ちましょうか」 「それもそうね」 私たちは部屋の扉を、静かに閉めた。