ウィンクは俺の声を聞いて、

胸ぐらを掴んだままウルペース少佐を強引に引きずってきた。


「何をする…やめろ…!離せ!!」


少佐の声と椅子がガタンと倒れた音が、
会議室に谺(コダマ)するくらい室内は静まっていた。


「行こう、場所は?」


「「第四会議室!」」