『じゃあ始めるよ〜』 彩音が手をこっちに振りながら言った。 ボールを上にあげてラケットをふった。 ……。 「やったー1セットとった!」 『やったなー俺も頑張ったし』 「ほんと、五十嵐君のおかげで1セット取れたよ〜!」