五十嵐君はクラスの女子達に囲まれていた。 女子達は腕を掴んだり、猫なで声で話していた。 意識しているうちに話声が聞こえて来た。 (ねぇ〜智〜放課後カラオケいかなぁい?) (それより、プリクラ撮りに行こうよぉー) 『俺、彼女いるから、ごめんね?』 ズキッ……! 「何か胸が痛い……!」 「これは何の痛みなの?」 頭を傾げて聞いてきた。 『それは、自分で気付かなきゃダメよ!』 はるるが早く自分の気持ちに気づきますように……。