入学式の行われるホールを探していると
学園のチャイムがキーンコーンカーンコーンと
鳴り響いた。

「やっやばいっ!早くホールに向かわないとっ」

入学式に間に合わなくなるよっ

学園内マップを見ながら思い切り走って
なんとか時間ギリギリにホールに到着。
さっきまでうろうろしていた
私を思い切り殴り飛ばしたい。
そんな後悔をしているうちに
私はあることに気づいた。


それは
「いくらなんでも女子が少なすぎってこと。」
とりあえず私の座っているところから
見える範囲に女子は確認できない。

もしかして私、場所間違ってる!?
そんなあたふたしている私の耳に
とんでもない言葉が入ってきた。