「ももがいきなり走って行くから、なにかって思ったら、なるほど岸川が居たからだね。食堂が込んでるのも納得だよ。」



あっ……、健ちゃん……忘れてたよ。



「健ちゃん、ごめんね?」




あたしがそうゆうと、健ちゃんは包み込む様な笑顔で許してくれた




やっぱり、優しいな……



あたしのビバ☆オアシスだ!!




健ちゃんの笑顔で癒されていると、何故か不機嫌な顔をした裕太があたしの隣に座ってきた




「ほら、カレーとサラダ買ってきたぞ。」



「…………ありがとう。」



さっきまで普通だったのに、いきなりどうしたんだろ?



「ももちゃんって、ホントカレー好きだね俺も好きだけど、さすがに毎日はね……飽きない?」



そう言いながら、苦笑いする北野




「飽きないけど?カレーはあたしの活力源なの!なんだったら、3食カレーでもいいくらいだけど、さすがにお母さんがうるさいからね。」



ガシャーン!!



いきなり、裕太が水が入っているコップを勢いよくテーブルに大きな音をたてて置いた




「ビックリした…………いきなり、どうしたの?」



「なんで、そいつがいるんだよ?」