「・・・知らないのも無理はないわ・・・ だって・・・言ってないもの・・・ ・・・それはね・・・」 そのあとに続いた母の発した言葉は信じられないものだった・・・ 全てを話し終えると母は静かに息を引き取り、帰らぬ人となった。 そして私は・・・ その日を境に感情を表に出さなくなった。