「ぅ゛わぁ…デートで花束持ってくる男ハジメテ見た。」
「…少女マンガの世界みたい…」
「天然もここまで来ると犯罪だわね~」
「赤薔薇ってのがまたベタだよな。」
「あんなハズい男によく近づいた!俺は天音を褒めてあげたい。」
「展開気になるっ」
私の後ろでぎゃーぎゃーウルサイ面々。
野郎トリオと私の友人‘s
「なんでアンタ等まで揃ってんのよ。」
「「「「「「友として当然!」」」」」」
嘘だろ。絶対。
単なる興味でしょ。
きらっきらのスマイルでかます六人から顔を顰めて身を返す。
んもう!
トモダチなんだからもうちょっと親身になってくれてもイイと思いますけどっ!?