たれかれ


でも、実は私だってホントは自覚してんだ。




気が強くて、カワイクナイって。




だから天音にイジワルをする。


それで『やっぱついてけねぇ~』って逃げ出すのを見て、ホラやっぱりって嘲笑ってやろうって。




イジワルして

イジワルして・・・





天音の「好き」を試す。


だけど





「・・・天音は、違う!」




天音は未だに逃げ出さない。



天音をまだ認めたワケじゃないけど、天音を今まで近づいてきた男達と一緒にされるのがなんか癪に障って、ムキになって反論した。





それで今までの事を全部話した。