廉太郎君の爆弾発言にさっきまでとは違った意味でうろたえた。


爆弾の煽りを受けたのは私だけではなく、周囲も廉太郎クンの問題発言に唖然としている。


そんな中、廉太郎君だけはシレッとした顔で眼鏡のブリッジを押し上げながら「よし」と一人で納得していた。


徐に立ち上がり、うろたえる私の腕をがしっと取った。





「休憩10分。」




……えぇ~っっ!!






真っ赤になっただろう顔であわあわしているうちに廉太郎君によってずるずると部屋から連れ去られた。