ビー玉と、君と。

「じゃあ木村はあの席、
空いているところに座りなさい」

そう言われて、
みずきくん…、
いや、木村くんは、
席についた。



確かに、
あの頃の面影はない。



私のことを、
知らなかった。



木村くんは、
みずきくんじゃない。


懐かしい記憶の中の、
懐かしいあの人は、


また、透明になった。