ビー玉と、君と。



私とみずきくんは、

毎日一緒に遊んだ。

私達は、

本当に仲良しだった。

いつもくわがたを見せてくれる、

みずきくんが、

大好きだった。



ある、夏の日。

いつものように、

私はくわがたを見せてもらっていた。

「うわぁぁ!!おっきいねぇ!!」

それは、本当におっきくて、

格好よくて。

「だろ?」

みずきくんは、得意そうにして、

笑った。

私は、

そんなみずきくんに、

何かしたいと思った。

「あたし、いつものお礼に、

 これよりもおっきなくわがた

 捕まえるから!!」

みずきくんは、

楽しみだ、って笑った。

その笑顔が

いつもより

ちょっと寂しそうだった気がした。