翌日。
わたしはいつもと同じように朝御飯を食べて、いつもと同じように家を出て、いつもと同じように友人と学校へ向かっていた。
が、一つだけいつもと違うことがある。
それは、鞄の中に、くまのぬいぐるみを装った、座敷わらしがいるということだ。
私は、なにかの拍子にそれがばれないかと、ひやひやしながら友人と話していた。
しかも、その友人、楠木美月は大のオカルトマニアだった。
だからといって、外見は暗いわけではない。
小柄な体型で
私のコンプレックスの栗色の髪の毛と違った、真っ黒な髪を、ツインテールにしている。しかも髪留めはピンクのリボンなので、正直いうと、いかにもかわいこぶっている、という感じだ。
しかし、優しくはきはきとした性格なので、嫌われてはいない。
「どうした?秋?そんなに見つめて。顔になにかついてるの?」
「いや、なんでもないよ」
ちなみに私は秋穂の穂をとって、秋と呼ばれていた。
「ふうん。秋、なんか変。」
と、美月は少し考えて言った。
「もしかして、何か隠してるの?」
わたしはいつもと同じように朝御飯を食べて、いつもと同じように家を出て、いつもと同じように友人と学校へ向かっていた。
が、一つだけいつもと違うことがある。
それは、鞄の中に、くまのぬいぐるみを装った、座敷わらしがいるということだ。
私は、なにかの拍子にそれがばれないかと、ひやひやしながら友人と話していた。
しかも、その友人、楠木美月は大のオカルトマニアだった。
だからといって、外見は暗いわけではない。
小柄な体型で
私のコンプレックスの栗色の髪の毛と違った、真っ黒な髪を、ツインテールにしている。しかも髪留めはピンクのリボンなので、正直いうと、いかにもかわいこぶっている、という感じだ。
しかし、優しくはきはきとした性格なので、嫌われてはいない。
「どうした?秋?そんなに見つめて。顔になにかついてるの?」
「いや、なんでもないよ」
ちなみに私は秋穂の穂をとって、秋と呼ばれていた。
「ふうん。秋、なんか変。」
と、美月は少し考えて言った。
「もしかして、何か隠してるの?」

