もう1度あなたに逢えたなら......




「祐魔だよ」




腕を引っ張ったら柵に頭をぶつけて意識を

失ったらしい


おかげで頭は包帯でグルグル巻きだ




「今日から俺、一時琉李んちで暮すから」



「もうしないから」



「ダメ、信用ならねぇ」




ガラガラ



病室の扉が開いた




「琉李!!」



「祐魔.....」




祐魔は普段クールなのに柄にもなく声を

張り上げた