もう1度あなたに逢えたなら......





帰り道、まだ少し涙ぐんでいる

あたしの手を琉玖が握ってくれた




「琉李!いくらなんでも遅い!」




3時間後に集会を開くと自分から

言っておきながら帰ってきた時には

30分遅刻してた




「なんで琉玖がいるのに遅かったんだよ」




幸希だけにグチグチ文句を言われた


他の皆は何かがあったんだって

分かったんだと思う

あたしの充血した目を見て



そして集会は始まった




「今日の午後10時、閻墺との抗争を始める」