1限目のチャイムが
「タク、教室に戻ろう」
「あぁ」
教室に戻り授業を受ける。
最近イヤなことばっか・・・
でも今日は
シュン君の誕生日だから
まぁ~いいか。
昼休み
♪~♪~
シュン君からだ
「セイラ~弁当食ったぞ
マジでヤバかったな
ちょ~うますぎ!」
「本当??」
めちゃくちゃ
嬉しいんだけどっ!
「うまかった!
また作ってくれるよな?」
私、調子に乗っちゃうよ
シュン君の
嬉しそうな弾んでる声
「うん、作るよ
マズイって言われたら泣いてたし」
「セイラ、トモキと
ケンカしたってな
マサヤから聞いたぞ
トモキにはセイラいじめるなって
言っといたからな」
お喋り!!
ケンカしてないもん・・・
「・・・トモキ君は
悪くないから・・・
私が悪いの
私がいたずらばっかりしてたから・・・
だからトモキ君は悪くないから・・・」
こんなウソしか言えなかった。
本当は・・・
知らない男から
怖い思いさせられて
泣いていたなんて言えない
言いたくない・・・
思い出したくない・・・
本当に怖かったから。

