変わらない想い


5限目

保健室でサボることに。


ウソがバレないよ~に
ドキドキしながらも



「先生、気分悪いので
ベッドで休ませて下さい」



「ベッド空いてるから
使いなさい」



「はい」




私はベッドに入り
シュン君が来るのを待った。


すぐにシュン君が



「先生、オレ頭痛がひで~し
倒れそう、少し休ませて」




「本当かしら?」



疑ってる



「マジで頭ガンガン
ベッドで休むから」




カーテンが開き

シュン君は笑っていた。


シュン君は
私が横になっている
ベッドに入って来て


小声で




「何する?」



ドキドキドキ

何か緊張しちゃって



「何もしないもん・・・」



本当は今すぐにでも
甘えて抱きしめたい

キスしたい


でも・・・

二人きりじゃ~ないんだよ

カーテンの向こうには
先生いるんだよ

一緒にベッドに入ってること
バレたらヤバイから・・・


シュン君の手が温かく
私の頬を包む。