「もしかしてシュン?」
携帯を握り締め
「・・・うん」
「・・・ゴメンな、セイラ」
「いいよ、寒いし帰ろう」
「あぁ・・・」
トモキ君の自転車に乗り
家まで送ってもらった。
「セイラ、今日の事
誰にも言うなよ!」
「言うわけないでしょ!」
「じゃ~な」
「うん、じゃ~ね」
キスのこと
許してるわけじゃない
でも
でもね
トモキ君との
今までの関係
壊したくないんだ・・・
部屋に入り
シュン君にメールを
【シュン君
今日はゴメンね
早く会いたいよ】
すぐにメールは
返ってこなかった。
トモキ君からキスされて
シュン君にウソついてしまって
私・・・何やってるんだろ
最低だよね、バカだよね
また涙がこぼれ出す。

