「もう一回やっとくか!」
強引にキスしてきたトモキ君
「ヨシっ!!
二回もキスしたから
効果ありありだよな」
トモキ君の両手は
私の頬を包み込んでいる
「・・・サイテイ・・・最低よ!」
どうして・・・
私には、シュン君がいるって
知ってるでしょ
トモキ君・・・
トモキ君の彼女は
アヤカ先輩なんだよ
「セイラ?泣いてんのか!?」
「・・・グッスン・・・帰る」
トモキ君の顔なんか
見たくない
喋りたくない
私は
泣きながら
来た道を戻る。
「待てって!セイラ
セイラっ!!
オレ、前から・・・
前から・・・・・・・・・
言えね~し・・・」
このとき
あなたは
シュン君のことが
頭に浮かんだんだよね。
噴水の正面前でのキス
一瞬の奇跡を信じて
私にキスしたんだよね。

