えっ!??



ウソ!??



ウソ!??


私は
周りを見渡す



この公園


あの噴水がある公園だよ。



トモキ君が噴水のこと
知ってるわけないよね?




「セイラ、向こう行くぞ」




私の手を取り噴水の方へ


噴水とその周りは
ライトアップされていて

噴水の周りには
カップルがたくさん


人目を気にせず

キスしている。


二人の世界に
入っちゃってるし


見ているこっちが
恥ずかしいんだけど・・・




「セイラ、ここの
噴水の噂知ってるか?」




ドキ!!


思わず
トモキ君の顔を見る



「・・・うん」




「マジで結ばれるのか?」




「・・・知らない」




私は下を向いたまま
立ちつくしていた。