・・・

家に辿り着くまで、

私の心臓は、

ドキドキしっぱなしだった。

・・・

何で、

類の行動

一つ一つに、

ときめいてるのよ?!

・・・

私は圭吾と・・・

・・・

ううん・・・

・・・

本当は、

類が好きなくせに・・・

・・・

咄嗟の当てつけに、

圭吾を使ってしまった・・・

・・・

圭吾の気持ちを利用するなんて、

最低・・・

・・・

私は、

誰とも付き合っちゃいけない。

・・・

そう思った。