「あらあら・・・

今度はそちらが酔っ払い?」

・・・

この声は、

もちろん彩音。

「家の鍵が見つからないんだ。

しょうがないから、

連れて帰ってきた。

どこで寝かそうか?」



「私の部屋はダメよ?

その子を襲っていいなら、

寝かせてもいいけど?」

・・・

そう言って、

意地悪そうに笑った彩音。


「ざけんな!

彩音が野獣になったら困るから、

オレのところで寝かせる!」


「ふふ。そうしてちょうだい」

・・・

手を振る彩音をしり目に、

オレは、茉緒を自分の部屋の、

ベッドに寝かせた。

・・・

可愛い顔して寝ちゃって・・・