「もう、いいわよ。

晴香ちゃん、

早く、持ち場へ帰りなさい」


「は~い・・・」


晴香は渋々デスクに戻った。


「岡田君はそこの

空いてるデスク使ってね?

質問は?」



「…じゃあ、一つだけ」


「・・・何?」


「オレの彼女になりませんか?」


「・・・」


私は絶句した。


「オレ、本気ですよ?

・・・仕事はほかの人に聞きますから

…赤坂部長?」


「え?あ・・うん。

じゃあ、何かあったら、

いつでも私のところに来て」