恋愛レッスン~部下の甘い囁き~

私の質問に、

首を傾げる類。


「類には可愛い彼女がいるくせに」

「何の事です?」


「電話の事よ!」

「・・・あぁ。

あれは・・」


その時だった。


「お前たち、

こんなところで何やってる」


入ってきたのは鮫島さん。

・・・

私は急いで鮫島さんの腕を掴んだ。

「茉緒?」

「・・・あうから」

「え?」

「付き合うから」

「何を急に・・」

「私、鮫島さ・・ううん。

圭吾と付き合うから」

「「!!」」

私の重大発言に、

圭吾も類も驚いていた。