「何で、類好みにしなくちゃいけないの?

・・・それに、この化粧は落とせないの!」


「なんで??」


「寝不足でクマが・・・」


「仕事のしすぎですか?」


「違う」


「・・・はは~ん、わかった。

オレの事を考えて、眠れなかったんだ?」


「///」

・・・

真っ赤な顔になった私を見て、

少し驚いてる類。


「・・ウソ。ビンゴ?」


「ち、違うわよ!」

必死に否定してみた。

・・・

それが返って、

裏目に出た。

・・・

ニヤッと笑った類は、

私の手を引いて、

誰もいないところまで連れてきた。

「ちょっと放しなさい、

仕事が・・ん?!」